shiwakucha’s diary

松本が好きで移住し、ママになった私の育児奮闘記です。 妊娠出産時のこと、日々の松本の景色を織り交ぜてつづります。

七ヶ月 七夕 いのり

今月でベビーは生後七ヶ月です。早い。本当に、早い。五ヶ月くらいからが、早いです。

月曜日から木曜日までは母が来ていました。JRの大人の休日切符を使って、新潟から横浜を回って松本に来ました。何やらJRの定める乗り放題の期間があるらしく、それを利用してお得に旅しているようです。

ベビーともども元気です。晴れると猛暑、くもるとじめじめ。

昨日は詩人で絵本作家のお話を聞きに行きました。ベビーは母に見ていてもらい、久しぶりの、ひとり行動。

詩人のお話をかいつまむと、看板職人だったが、怪我のため続けられなくなり、生活のために絵本作家になった。絵描きさんのスタイルに合わせた言葉を選んで詩(テキスト)を作る。単に創作しているのではなく、売るための仕組みを考える。印税のことも語られた。絵本作りの生々しいお話を聞けた。

今日は子どものためのヴァイオリンとピアノのミニコンサートに行って来た。たくさんの親子連れやじいじばあばが集まって、賑やかなコンサートだった。となりのトトロの曲で、私、なんか、感極まる。子どものころ、留守番というとトトロのビデオを見ていたものです。

ベビーといると、自分の子どものころや学生時代の記憶が時々ふーっと頭に浮かんでくる。ベビーくらいの時のことは覚えていませんが。家族旅行の時のこと、友達と遊んだ時のこと。

母も、私がベビーくらいだった時のことは忘れちゃった、どうだったかなぁ、と言いながらも、ベビーを見ていると、私が赤ちゃんだった頃を思い出して、あぁ、こういうかんじではなくて、こうしてたなぁ、とか言っています。


松本の七夕祭りは、桃の節句端午の節句と同じく、やはり月遅れで、来月の7日です。ですが、各地のこどもプラザでは七夕会が催されていました。先週は私もこどもプラザで七夕飾りを作りました。何十年かぶりに短冊に願いごとを書きました。季節の行事を楽しむって、いいですね。

こういう、ささやかな日常が、これから先も、ちゃんと、続いていきますように。

年の差99歳 うまうま

暑いですね。

この土日は急遽、父が松本に来ました。私の祖父の兄で、父の伯父さんにあたる、99歳になるおじいちゃんのお見舞いのためです。

昨日、私とベビーも同行しました。見慣れぬ人の姿にベビーは泣くかと思いきや、自分から病床のおじいちゃんに触れたがる。枕元に座らせると、ごろりと肩に横になって、おじいちゃんのあごをつかむ。

言葉はなくても、通じあっているかのような、交流。99歳差の二人の出会い。

貴重なひとときになりました。

離乳食で新たに食べたものは、バナナ、とうもろこし、スイカ、きゅうり、お麩です。夏、野菜が美味しい季節、どんどん新しいものが食べられてうれしい、かな?

食べる時に、うまうま、と言います。食べていない時も言います。かわいいです。


離乳食が一日二回になって日中キッチンに入り浸り

今週の月曜日で離乳食を始めてはや一月。なので二回食にしています。

すると自分(たち)の朝食、10時にベビー、自分のランチ、14時にベビー、と、食べては片付け食べさせては片付け、を二回繰り返しています。あっという間に15時くらいになってます。それで夜は寝なくて布団の上をズリバイで動き回っていて、なかなかブログを書く余裕がありませんでした。書きたいことはたくさんあるのですが、間に合っていません。

私は元気です。皆さんはお元気ですか?

今日は午前中こどもプラザに行ったので、さらにタイトスケジュールでしたが、ベビーも疲れたのか、今夜は良く寝ています。

梅ジュースは、写真映えしない様相になっていますが、氷砂糖があと少しで溶け切ります。先ほど味見しました。実は、漬け込んでしばらくはずっと、一日一回蓋を開けてみると、ニスみたいな香りがしていて、大丈夫なのだろうかと思いながら観察していたのですが、おとといから、見た目の地味さとはうらはらに、梅酒のような甘い香りがしてきたのです。

お風呂上がりに瓶を持ち出して、お玉ですくってみると、とろりとしている。味見すると、ジュースというよりはシロップ。濃い。氷を入れて、水で割る。すると、なんと、とても、美味しい!!

もっと置けばさらに芳醇な香りになるよ、と夫。美味しいものは会話をもたらす!

ベビーが最近食べたものは、プチトマト、かぼちゃ、しらす干し、ブロッコリー、じゃがいも。月齢ごとに食べさせるといいものがあるようなので、本を参考にして選んでいます。


うんちに見る因果

またベビーのうんちのお話です。

19日は綿棒くるくるの効果があって出る。20日はくるくるするも出ず。21日はくるくるの効果があって出る。二日分。そのもこもこうんちの中に、何やら、わかめごはんのように黒緑のものが散りばめられていました。おそらくほうれん草でしょう。19日にほうれん草デビューし、20日はにんじんを食べたので、にんじんも入ってるかもしれないけど、それは目視出来ず。

赤ちゃんは食べたものがそのまま出てくると聞いたことはありましたが、ああこういうことかと、目を丸くしてじっと見入ってしまう。

そして22日は午前中講座に行ったので離乳食は午後1時になりましたが、おかゆとほうれん草と鯛を食べて、綿棒くるくるして、遊んで、お昼寝。夜7時、シャワーをする前にミルクを飲ませる。うんちはおっぱいやミルクを飲んだ後、割りとすぐに出やすいので、シャワーの前に出してくれるのでは、という思いがあって、床におすわりさせて一緒に遊んでいたら、んっ、といきみだし、見事にうんちもりもり!やったー!連日しっかり出るのは五月の連休後半ぶりのこと。密かな作戦成功に、思わず、小躍り。うしし。この調子でしばらく綿棒くるくるして、便秘解消を目指すぞっ。


それにしても、食べたものとうんちにはっきりと因果が目に見えるのはおもしろいし、なんか、考えさせられます、いろいろ。つながっているなぁということを。



夏至を過ぎて 講座「子どもの成長〜生まれてから一歳〜」

昨日は夏至だったのですね。これからは日が短くなっていくとは、これから夏なのにと、毎年変な感じがしてしまいます。そんな風に思うこと、ありませんか?


さて、今日は保健センターへ、助産師でIBCLC(国際認定ラクテーションコンサルタント)の先生による講座を聞きに行って来ました。波田(はた)は上高地の玄関口方面。国道158号を走ると山が近づいてきて、わくわくします。30分のドライブ、ベビーはいい子で乗っていてくれました。

初めての託児。保健センターに隣接するこどもプラザに預けました。ベビーは別れ際は泣きませんでしたが、私の方が名残惜しくプラザを後に。

講座は、とても勉強になりました。明るい先生の楽しいお話であっという間に時が経ち、一時間予定の講座は一時間二十分に。母乳の話、卒乳の話などを聞いたのもあってか、一時間を過ぎる頃からおっぱいが張ってカンカンになってきて、ベビーに飲んで欲しいよぉ、ベビーは大丈夫かなぁ、と、そわそわしてくる。

終了後、ひとり早歩きでプラザに駆けつけると、部屋の窓際で先生に抱っこされて、べそをかいているベビーの姿が。窓際から呼びかけて、あわてて部屋に入って駆け寄る。先生は心なしかおつかれのご様子。聞くと、私がいなくなってからしばらく泣いていたそうですが、途中で20分ほど寝て、その後はごきげんだったりぐずったりしていたそうです。がんばったね、ありがとう。ありがとうございます。その後、プラザ内で授乳して、ベビーも私のおっぱいも落ちついて、帰路に着く。


講座の内容は先生が実際に見聞きした事例から学術的なことまでとても具体的でした。妊婦さんも来ていました。私も出産前に聞けていれば産後の衝撃が少なくて済んだかなぁと思いましたが、今聞いても、実感として分かるので、とてもためになりました。

今日聞いたことで最も印象的なのは、「赤ちゃんもプライドがある」ということ。家に人が来ると、その時はいい子にしていて、帰ってお母さんと二人きりになるとギャン泣きすることはありませんでしたか?と先生。はい、度々ありました!それは、赤ちゃんは皮膚感覚がとても敏感で、お客様だと分かるから、そういう態度を取るのです、というのには、目からウロコでした。


これから半年、ベビーとたくさん触れ合って、見つめ合って、分かち合って、笑っていこうという意欲、元気をもらえる講座でした。


梅ジュースは冷暗所で熟成中です。梅が梅干しみたいにシワシワに。

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不可逆 言葉 託児

先にアップした梅ジュースの写真のアングルがイマイチだから、もう一度撮りたいと思っても、昨日の状態を撮ることは二度と出来ないのですね。

その時だけのもの。生きてるものは、みんな、そうやって存在しているのだなぁと、梅ジュースから生きてることを想わされる、午後です。


ベビーは来年には1才6ヶ月。育児書によると1才6ヶ月は、『「赤ちゃん」はそろそろ卒業!幼児期へ移行していきます』とのこと。

また1才6ヶ月になると、「ワンワン、いた」などの二語文を話す子が出てきます、とのこと。

言葉以前の存在としてのベビーとの時間は、本当に限られたものなんだ、と気付かされる。

明日は市の保健センターで、1才までの子どもの成長についての講座を聞きに行ってきます。初めてベビーを託児してもらいます。隣接するこどもプラザでの託児です。ベビーを身内以外の人に預けるのも、家以外の場所で預けるのも、初めてです。なんだか心苦しいです。

9月から私の職場復帰でベビーは保育園に行くので、徐々に慣らそうと思ってのことです。練習が必要なのはベビーのためと思っていましたが、いざ明日が近づくと、練習が必要なのは、ベビーよりも自分なのではないかと思い始めました。

生まれてからずっと一緒にいるから、たった一時間ちょっとの託児でも、せつない。でも、やってみなくちゃ。

写真は今日の梅ジュースの様子です。氷砂糖が自然と下に降りてきました。

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梅ジュースの様子 日々の変化

梅ジュースは、冷蔵庫だと氷砂糖がなかなか溶けないことが分かり、昨日から部屋の日が当たらないところに出しておきました。すると、いいかんじに氷砂糖が溶けて、梅に艶が出てきました。

写真は、昨日、冷蔵庫から出した時の様子です。次の記事に、今日の様子の写真を載せます。

……って、育児奮闘記が梅ジュース観察日記になってるね、、

でも、こうして日々刻々と状態が変わっていく様はおもしろくて、見てもらいたいので、載せちゃいます。

そして私は梅ジュースを見るにつけ、ベビーも日々、これくらいめまぐるしく変わっているのかな、と、思っています。

そしてそれは、程度の差はあれど、大人も同じなのかもしれないなぁ、とも、思ったりするのですが、どうなのかなぁ。


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