信州まつもと大歌舞伎
雨降りの今日はベビーとおこもり。ベビーはくすぐるとキャハハッと満面の笑み。母音でない声も出るようになってきました。泣く時は嗚咽がひっくひっくとなることもあり、まだまだ赤ちゃんですが、子どものような一面も見えてきました。
さて、今年の夏は信州まつもと大歌舞伎がやってきます。演目は四谷怪談。一昨年の三人吉三の熱狂再び!中村屋の歌舞伎は最高にドラマチックでカッコいい娯楽です。笑いあり涙あり。中村屋の歌舞伎はいま、ここを生きている舞台です。小難しい古典ではありません。人の縁、業など、普遍的なものを思わせてもらいます。
めちゃくちゃカッコいい勘三郎さん亡き後、息子の勘九郎さんのキレのあるお芝居、七之助さんの優美な姿には、本当に惚れ惚れします。自分たちが偉大な父が遺したものを引き継ぎ、耕していくのだという気概が感じられて、感動せずにはいられません。劇場でお目にかかれるのを心から楽しみにしています。
大きくなったベビーにもぜひ観てもらいたい。私が中村屋の歌舞伎に出会ったのは20代前半だから、まだしばらく先かな。もっと早くに分かるかな。